講演する樋口さん=河津町の河津バガテル公園

 ■谷津出身の樋口早大教授 

 河津町と町教育委員会は9日、峰の河津バガテル公園オランジェリーで町文化講演会を開いた。谷津出身の早稲田大国際学術院教授樋口清秀さん(67)が「河津町の活性化と発展の手だて~子育てと文化的活動を通じて~」を演題に人づくりの重要性を語った。

 樋口さんは「『人財』(人は財産)があれば必ず地域は育つ」と前置き「子育て実験研究で菓子を食べる前に我慢した子は大学合格率が7割、我慢しなかった子は2割だった」「青少年期に社会の中で叱られ、褒められると自信がつき、社会で活躍する」などと紹介した。

 「活性化には地域を支える人財の育成が重要で、自信とやる気を育むことが大切。地域コミュニティーが人を育てるのであり、家庭の中だけで育つのではない」と強調し「『安全・安心・信頼ある社会』が人々を幸福にする」と説いた。

 会場には町民約60人が訪れ、町をよく知る樋口さんの話に熱心に耳を傾けた。

 【写説】講演する樋口さん=河津町の河津バガテル公園