花火大会終了後にバリケードを撤去する学生=南伊豆町の弓ケ浜海水浴場

 ■振興策提案 露店、スポーツ企画など

 南伊豆町は弓ケ浜花火大会に合わせ8、9日の両日、早稲田大の学生5人を招き「町を知るお試しボランティア」を行った。奉仕活動を通じ地域振興策を考える取り組みで初めて実施した。8日に学生が大会運営を手伝い、9日に町役場で花火の振興策を岡部克仁町長らに披露した。

 学生目線で地域の課題を探ろうと企画し、交通・宿泊費は町が負担した。9日の発表で政治経済学部1年の斎藤達也さんは、弓ケ浜花火大会と伊豆の他地区の花火を比較した。「熱川は露店、熱海は有料観覧席、伊東と堂ケ島は故事などストーリーがある」と魅力を分析した。弓ケ浜の特徴を「海上花火は新鮮だった。砂浜に座って見るのも経験がない」と述べ(1)露店づくり(2)スポーツ企画(3)他の町内イベントと相乗効果のある日程へ変更−の3点を提案した。

 ほかにマーケティング理論の紹介などがあった。岡部町長は「なぜ今年の40周年に向け、去年できなかったのか残念だ。ここで終わるのはもったいない。また力を貸してほしい」と話した。

 ■海水浴場に間伐材ベンチ 花火大会に合わせ愛美林

 南伊豆町下小野の林業・愛美林(仲尾浩社長)は8日の弓ケ浜花火大会で、砂浜に町内産の間伐材を使ったベンチを5本設置した。同社は間伐材の有効活用のためベンチにして販売しており、今回はPRとして設置した。幅4メートルの20人掛けで、多くの観客が座って花火を楽しんだ。問い合わせは愛美林〈電0558(62)2908〉へ。

 【写説】花火大会終了後にバリケードを撤去する学生=南伊豆町の弓ケ浜海水浴場

 【写説】愛美林が設置した間伐材ベンチに腰掛け花火を楽しむ観客=南伊豆町の弓ケ浜海水浴場