練習中の子どもたちに声を掛ける猪木さん=下田市横川の観音温泉

 ■国内トップ級小中生20人

 参院議員で元プロレスラーのアントニオ猪木さんが主催する「ちびっ子レスリング強化合宿」が23、24の両日、下田市横川の観音温泉で行われている。全国大会などで優勝経験のある日本トップクラスの小中学生20人が、高みを目指して練習に励んでいる。

 参加者は関東圏が中心で、先月、東京都内で開かれた「アントニオ猪木元気杯ちびっ子レスリング大会」の上位入賞者。練習施設・設備が充実していて、猪木さんが個人的に何度も訪れている観音温泉を合宿場に選んだ。

 子どもたちは、レスリングマットを敷いてタックルやスパーリング、試合形式の練習などに取り組んだ。シドニー五輪日本代表の宮田和幸さん、総合格闘家の鈴木隼人さんら日本有数のレスリング経験者に指導を受けながら、真剣な表情でアドバイスを聞き、相手と組み合い汗を流した。世界大会出場が目標だという東京都の八隅士和君(10)は「すごい人たちの指導を受けることができて楽しい」と話した。

 猪木さんは中学校にレスリング部がないことを挙げ、子ども合宿などの重要性を述べ「子どもたちには、けがをしないよう練習を頑張ってほしい」と語った。

 【写説】練習中の子どもたちに声を掛ける猪木さん=下田市横川の観音温泉