「子どもの育つ力」をテーマに講演する「りんごの木」代表の柴田さん=松崎町環境改善センター

 ■「子どもの心見逃さず」 

 松崎町は27日、町環境改善センターで“子どもの心に寄り添う保育”で知られる子育てクラブ「りんごの木」(横浜市)から、柴田愛子代表を招いた子育て支援講演会を開いた。保育の実話を基にした「けんかのきもち」で日本絵本大賞も受賞している柴田代表が、「子どもの育つ力とは」をテーマに語った。

 子ども同士が意見を出し合う「ミーティング」を実践する柴田さんは、大切なのは大人が「どう育てたいか」でなく、子どもが「どう育っているのか」に視点を移し、「子どもの気持ちに目を向けること。子どもの心を見逃さないこと」と強調した。

 その上で「子どもは『できなかったことの繰り返し』で大きく成長する。周囲の大人に喜ばれ、見守られて育つのと、そうでないのとでは、自己肯定感に将来大きな差が出る」と語り、子どもたちの気持ちに寄り添う心構えの大切さを訴えた。

 【写説】「子どもの育つ力」をテーマに講演する「りんごの木」代表の柴田さん=松崎町環境改善センター