枯れ木に似たサンゴを手にする太田さん

 ■「大切に保存」

 「♪この木 なんの木 気になる木 名前も知らない木ですから」―。そんなイメージの物体を手にするのは、下田市二丁目の元市体育協会長の太田真康さん(85)。半月ほど前、八丈島近海で操業していたキンメ船の網にかかったものを、譲り受けたという。

 枯れ木のような外見で、高さは約1・3メートル。幹のような部分は黒光りして固く、付け根部分は直径8センチほど。枝のような部分は赤色または白色で、ヒトデや小さな貝が付着している。根元は皿状になっていて、直径25センチほど。

 下田市五丁目の筑波大下田臨海実験センターによると、ツノサンゴの一種とみられる。深海に生息するため、実物を見る機会が少なく、名前までは分からないという。

 太田さんは「貴重なサンゴかもしれないので大切に保存し、床の間に飾っておきたい」と話していた。

 【写説】枯れ木に似たサンゴを手にする太田さん