山田さん初の著書「おじさん酒場」

 ■絵・イラストレーターなかむらさん 全国の酒場25軒

 「人生の大事なことは、お酒とおじさんが教えてくれる」―。下田市出身のライター・編集者山田真由美さん(神奈川県鎌倉市)初の著書「おじさん酒場」(亜紀書房)がこのほど、発刊された。絵は下田生まれ・東京育ちのイラストレーターなかむらるみさん。東京や大阪、鎌倉、下田などの居酒屋と、そこで酒を楽しむおじさんたちを愛情を込めて紹介している。

 「おじさん酒場」は、そこにいるだけで店のおさまりがよくなるおじさんが一人、または連れと心から楽しんで酒を飲んでいるように感じられる“景色のいい居酒屋”のこと。ウェブ・マガジン「あき地」連載の作品を加筆・改稿し、書き下ろしを加えた。連載はNHK「クローズアップ現代」で紹介された。

 酒場全25軒に、なかむらさんの温かいタッチの絵を添えた。2人の“原点”下田は居酒屋「賀楽太」を紹介している。全国の居酒屋を訪ね歩く作家太田和彦さんを迎えた対談や「おじさん酒場名店案内100」も。

 下田市一丁目に酒場「Table TOMATO(テーブル・トマト)」をオープンしたばかりの山田さんは「古里下田の店が1軒登場するけれど、伊豆にはまだまだ私が知らないすてきなおじさん酒場があるはず。ぜひ皆さんにお薦めの店を教えてほしい」と話す。なかむらさんは「メーンのつまみは、空気のように酒場に溶け込んだおじさんたち。ぜひ堪能してほしい」とPRする。同著は定価1400円(税別)。

 ■29日、古里で記念イベント

 出版記念イベントを29日午後1時から「テーブル・トマト」で開く。参加希望者は同店のフェイスブックか、山田さん〈携帯090(8514)3325〉へ。

 【写説】山田さん初の著書「おじさん酒場」