パネルが永久収蔵される「春の宴」と木村さん

 ■縮小し複製 花見の人々、表現

 南伊豆町上小野の書家・木村松峯さん(81)の墨象作品「春の宴(うたげ)」がこのほど、フランスで行われた「ヌーボー・ジャポニスム芸術展」で金賞を受賞し、縮小した複製品がパリ12区のベルシー美術館に永久収蔵された。木村さんの作品が同館に収蔵されるのは3点目になる。

 1867年のパリ万博から150周年を記念し行われた。同万博は日本が初参加した国際博覧会で、ジャポニスム(日本趣味)に火を付けたとされる。

 春の宴は横幅1メートル近い大作で今春制作した。太いうねる線を墨で引き、桜の花見に浮かれる人々を表現した。線は右端が跳ね上がり木村さんは「にぎやかな勢いが出ている」と語る。花びらはアクリル絵の具で描いた。

 作品は10月末まで松崎町のギャラリー喫茶侘助で展示する。時間は午前11時~午後6時で火、水曜日定休。

 【写説】パネルが永久収蔵される「春の宴」と木村さん