「市長と語る会」で市幹部に質問する住民=下田市の稲梓基幹集落センター

 下田市の「市長と語る会」が10日夜、稲梓基幹集落センターを皮切りに始まった。昨年に続き2回目。本年度は11月末までに市内10会場で開催する。

 市政の現状や地域の課題などを、市長をはじめ市幹部と住民が膝を交えて意見交換する催し。特に今回、市役所位置条例案が市議会9月定例会で「説明不足」を理由の一つに否決されたことから、市は新庁舎建設計画を重点に説明する。

 同センターでは、約50人が出席。福井祐輔市長が新庁舎、中学校再編、人口減対策、観光振興、防災対策などについて説明し、意見交換した。

 新庁舎については、市立稲生沢中北側の建設候補地に異論はなく、位置条例案に反対した5議員への不満や「早く建設してほしい」といった声が上がった。

 このほか、山間部の土砂災害対策や水道問題、伊豆縦貫道の建設残土利用、企業誘致などに関し、市の積極的な取り組みを求める意見があった。

 【写説】「市長と語る会」で市幹部に質問する住民=下田市の稲梓基幹集落センター