河津町の住民投票による解職に伴う出直し町長選が21日、告示される。2期7年半務めた前職の相馬宏行氏(57)=川津筏場=と、解職請求した住民組織で事務局長を務めた新人で元副町長の岸重宏氏(67)=峰=の共に無所属の一騎打ちとなる見通し。26日に投開票される。

 相馬氏は、子育て支援や文化、防災の町複合施設整備計画を巡り解職請求(リコール)が成立、失職した。計画を白紙撤回し「全くのゼロから改めて施設の在り方と町民の意見を聞き進めたい。激励を受け、もう一度町の発展のため努めたいと決心した」。

 岸氏は、政治的活動を否定し住民組織解散後も町議ら関係者からの出馬の求めに対し固辞していたが「住民投票後、政治に関わってこなかった町民から要請する声が強かった。期待の大きさを実感し心を動かされた」。町役場に33年間勤め総務課長などを歴任した。

 出陣式は、相馬氏の後援会が21日午前9時から川津筏場の事務所で、岸氏の後援会が21日午前8時半から峰の事務所前駐車場で、それぞれ開く。

 10月22日現在の有権者数は6435人(男3121人、女3314人)。

 ■河津町長選の立候補予定者

 相馬宏行氏(そうま・ひろゆき)57 無前(2) 元町監査委員、元町議会議長、町議3期 県立下田北高卒 川津筏場

 岸重宏氏(きし・しげひろ)67 無新 下峰区役員 元副町長、元町総務課長、元町産業振興課長 中央大経済学部卒 峰