旧洋らんセンター跡地の利用断念に至った経緯について説明する清野裕章教育長=西伊豆町中央公民館

 ■「旧らんの里」案は再検討

 西伊豆町立文教施設等整備委員会(事務局=町教育委員会)は21日夜、町中央公民館で第3回会合を開いた。これまで有力な統合・移転先として検討されていた仁科の旧堂ケ島洋らんセンター跡地について、ボーリング調査の結果「不適合」と判明したことを受け、冒頭、事務局側が利用断念とした経緯を正式に委員らに報告した。

 センター跡地の利用断念を受け、会合では旧観光植物園・らんの里堂ケ島=仁科=を事務局側が「高台候補地の選択肢の一つ」として示した。これに対し委員からは「民間が交渉相手となり、難しいのではないか」「いったん『高台』から離れては」などと、懐疑的な意見が多く出た。

 その一方で、委員から「既存の文教施設や用地にも目を向け、より安全な場所として活用を検討してはどうか」といった意見も複数あったことから、町教委では今後、これまでの経緯を含めて「新たな事務局案」を年明け以降に予定する第4回整備委員会で示す予定だ。

 【写説】旧洋らんセンター跡地の利用断念に至った経緯について説明する清野裕章教育長=西伊豆町中央公民館