■日本医師会来年2月表彰

 日本医師会(日医)が地域医療の現場で長年尽力している医師を顕彰する「第6回赤ひげ大賞」(厚生労働省など後援)に、河井医院=下田市二丁目=の河井文健院長(77)が選出された。河井院長は、妻で小児科医の栄さんと同病院のスタッフの支えがあったからこその受賞だと語り、「宝くじに当選したような気持ちで驚いている。今後も地域の人のために頑張りたい」と話した。

 同大賞は2012年に創設、毎年1回受賞者を表彰している。日医の役員、厚労省医政局長、大学教授などの学識者らが選考委員を務める。地域のかかりつけ医として、診察だけでなく住民の疾病予防、健康保持・増進などに努め、各都道府県医師会長の推薦を受けた医師が対象。本年度は全国から5人が選ばれた。

 河井院長は1940年に下田市吉佐美に生まれた。医師であった両親の背中を見て育ち、同じ道を志した。東京都の豊島病院外科医長などを経て91年に河井医院を引き継ぎ、地域唯一の救急診療所として約25年間、昼夜問わず救急医療に尽力してきた。

 2次救急医療機関ができた後も初期対応に携わり、各病院と連携して検査機器の共同利用などにも取り組んできたことが高く評価された。

 表彰式は来年2月9日に東京都の帝国ホテルで行われる。