村内で小物・雑貨の販売体験をする児童ら=下田市の下田小

 ■「大変だけど楽しい」 子どもが仕事、買い物

 子どもたちが大人社会を疑似体験する「第9回遊・VIVA!村の村まつり」(遊・VIVA!ネットワーク主催)が25日、下田市の下田小体育館で開かれた。地元を中心に大勢の子どもたちが友達や保護者らと来場し、仮想の“村”の中で仕事や買い物などを楽しみながら社会の仕組みを学んだ。

 村の中には銀行や商店街があり、入村者は仮想通貨「VIVA!」を使って商品を売買をしたり、遊んだりできる。活動に賛同する大人たちに加えて、下田小と南伊豆町の南上小の児童25人が雑貨屋やクジ屋などを出店し、20以上の店舗や保育園といった公共施設が並んだ。

 入村した子どもたちは、ハローワークで仕事やアルバイトを見つけて、店番や掃除、保育などのアルバイトに挑戦。収入を得ると、手作りアクセサリーやパンを購入したり、景品が当たるくじ引きに挑戦したりした。出店側の児童たちも「いらっしゃいませ」と元気よく声を張り上げて、いきいきと働いた。接客アルバイトをした南上小6年の杉山素美さんは「予想以上に大変だったけど楽しかった」と話した。

 会場には、午前中だけで300人以上が訪れるなどにぎわった。

 【写説】村内で小物・雑貨の販売体験をする児童ら=下田市の下田小