カーネーションの親品種を検討する生産者ら=東伊豆町稲取の伊豆農業研究センター

 ■新品種の特性など紹介 生産者が導入参考に

 県花卉(かき)園芸組合連合会のカーネーション部会は1日、東伊豆町稲取の県農林技術研究所伊豆農業研究センターでカーネーション品種検討会を開いた。特産地の同町や河津町をはじめ賀茂地区、伊豆市などの生産者が新品種の特性などを把握、来年の栽培品種導入の参考にした。

 県内から関係者ら含め約30人が参加、佐塚仁部会長は「近年秋に日照不足が続いている。雨に強い品種を選定しないと安定経営は難しい」とあいさつした。

 関東や東海地区の種苗会社5社が開発した新品種を紹介した。生産者たちは花や草丈、生産性などについて熱心に聞き、切り花に見入った。東伊豆町の八代善平さん(66)は「鮮やかな色など目を引く花が少なくなってきている。ここ3、4年で好む人が増えている大輪系を検討したい」と話した。

 同センターによると、本県はカーネーション栽培面積約8ヘクタール、年間産出額5億円(2014年度)で全国有数の産地。中でも伊豆地区は栽培技術が高く市場評価も高いという。

 【写説】カーネーションの親品種を検討する生産者ら=東伊豆町稲取の伊豆農業研究センター