初登庁で職員訓示後のインタビューに応じる長嶋町長=松崎町役場

 任期満了に伴う松崎町長選で初当選した長嶋精一町長(67)が14日、初登庁した。訓示で長嶋町長は、町の幹部・若手職員ら約90人を前に「目指すべき『町民満足度の高い町』に向けて、職員一丸となった体制づくりを進めていく。町民のために尽くすとの思いで、一緒に頑張っていきたい」と抱負を語った。

 元静岡銀行執行役員で、関連の静岡不動産社長も歴任した長嶋町長は、事なかれ主義や責任回避、問題先送りといった甘い考えは通用しないと指摘した上で、「早期着手を徹底し、自分の頭で考える仕事に積極的に取り組んでほしい」と呼び掛けた。

 さらに「住民福祉の真にあるべき姿」など10項目を挙げ、お年寄りなど困っている人がいたら「温かな目と心を持って手を差し伸べてほしい」と語った。

 ■町長報酬半減 12月議会に提案へ

 訓示後のインタビューで長嶋町長は、選挙公約に掲げた「町長報酬を従来実績から半減(=残り半分を福祉に充当)」について、空席となっている教育長の人事案件と併せ、12月定例会に提出する意向を明らかにした。

 副町長の人事案については「検討中」とした。残る二つの公約▽順天堂大静岡病院(伊豆の国市)への直通バス運行▽買い物が不自由な地区への曜日を決めたマイクロバス巡回−についても「早急に取り組む」とした。

 その上で、「災害対策と福祉はセットで最優先。産業振興、観光対策にもすぐに着手する」と意欲を語った。

 【写説】初登庁で職員訓示後のインタビューに応じる長嶋町長=松崎町役場