品川さんのリアルな造形作品を紹介している特別展=松崎町松崎の伊豆の長八美術館

 松崎町松崎の伊豆の長八美術館で、現代の名工で知られる石州左官職人品川博さん(63)が手掛けた、多彩な「左官アート」作品を紹介する特別展が始まった。魚や昆虫、花などの自然の生き物を中心に、セメントやモルタルを使って精巧に仕上げた約40点が並び、見る人を楽しませている。

 石州左官は、高い技術を持つ島根県出身の左官職人で、品川さんは第6回ものづくり日本大賞(2015年)で内閣総理大臣賞受賞。淡路島の天日干しを題材にした本物そっくりの「干しだこ(飛びだこ」や、前や後ろ足の指まで正確に作った「カエルとハエ」、質感までリアルなヤドカリ、オオサンショウウオなどが目を引く。「明治の裁判の風景」をはじめ、竜や桜などがモチーフの鏝絵(こてえ)作品も展示中。

 1月15日まで。午前9時~午後5時。問い合わせは同美術館〈電0558(42)2540〉へ。

 【写説】品川さんのリアルな造形作品を紹介している特別展=松崎町松崎の伊豆の長八美術館