増田名誉教授の講話を聞く参加者=下田市民文化会館

 ■地域主体の医療介護へ 市町と住民、協力が重要

 下田市は24日、福祉講演会「今後の社会福祉の方向とあり様について」を市民文化会館で開いた。福祉関係者や住民ら約50人が参加して、地域医療や在宅介護などについて考えた。

 愛知教育大の増田樹郎名誉教授が講師を務め、来年度に変わる介護福祉制度について講演した。地域主体の医療介護が本格的になるにも関わらず▽国の示す方針と各自治体の現状の不一致▽各自治体の新制度に対する準備の遅れ▽本来もっと必用な高齢者や障害者らの居場所の減少−といった問題があることを挙げて「各市町と住民がどのような協力体制を築いていくかが重要になってくる」と語った。参加者たちは、身を入れて講話を聞いた。

 共催した社会福祉法人・覆育会の金刺幸春理事長は「今日の講演会が自分の住む町の介護福祉ついて深く考えるきっかけになってほしい」と話した。

 【写説】増田名誉教授の講話を聞く参加者=下田市民文化会館