所信表明で今後の町政運営に向けて意気込みを語る長嶋町長=松崎町役場

 松崎町議会12月定例会が25日、開会した。任期満了に伴う町長選で初当選した長嶋精一町長が所信表明を行い、「町長と全職員が一丸となって『町民満足度の高い町』を実現するために、できることから一歩ずつ取り組んでいく。町民の福祉、経済を最優先に取り組む」と抱負を述べた。

 長嶋町長は「強い組織を構築する必要がある」とし、「理念の忠実な実践のために、これから職員とも個人面談し、住民、議会、町長、職員が一体となった体制をつくる」と強調。その上で政策として掲げた三つの柱について、方針を語った。

 農林水産観光業の一体推進による経済活性化では、桜葉振興と生産体制の強化の必要性に言及。さらに道の駅に関しては「町民アイデアによる多彩な企画を打ち出し、農水産物を中心に松崎の産物が並ぶことで町民や、観光客らが集まる“大交流ゾーン”にしたい」との意向を示した。

 防災、減災対策では危険箇所について優先順位をつけて修繕する「予防重視型」対策を整えるとした。各地区の区長、町職員、消防署員セットによる、月1回の点検体制の構築も推進する、とした。

 医療・福祉の充実に関しては、順天堂大静岡病院(伊豆の国市)への直通バス、買い物に不自由な地域へのマイクロバス運行の早期実現、さらに診療所誘致への意欲を改めて明確にした。

 4人が立った一般質問では、空席となっている副町長について藤井要氏が尋ねたのに対し、「候補者を含めていろいろ考えているが、まだ決まっていないというのが現状」と答えるにとどめた。

 【写説】所信表明で今後の町政運営に向けて意気込みを語る長嶋町長=松崎町役場