県伊豆農業研究センターが育成したマーガレットの新品種「シェリエメール」=東伊豆町稲取の同センター

 ■「母の日」新商材に期待 「シェリエメール」

 東伊豆町稲取の県農林技術研究所伊豆農業研究センター(稲葉善太郎センター長)で育成したマーガレットの鉢物用新品種「シェリエメール」が、種苗法による品種登録を出願し官報で公表された。39品種目。フランス語で「最愛の母」を意味する名称で「母の日」の新商材としての期待を込めた。今月から市場に出荷されている。

 花は中輪タイプ、淡めのピンク色をした丁子咲きで、10月から6月まで長期間開花するのが特徴。2012年に同センター内で取った種子をまき発芽個体から選抜し育成した。

 同センターは「母の日向けの静岡オリジナルの商品にしたい」と話した。県東部花き流通センター農業協同組合(富士市)から産地化希望があり契約手続きを進めている。同センターが手掛けたマーガレットは鉢物・花壇用27品種、切り花用12品種となった。

 マーガレットは伊豆地区を中心にした東部地域特産で、鉢物・花壇用を伊豆、伊豆の国、三島市などで、切り花用を東伊豆、河津、南伊豆、西伊豆町、伊豆市土肥地区などで生産している。

 【写説】県伊豆農業研究センターが育成したマーガレットの新品種「シェリエメール」=東伊豆町稲取の同センター