俊足を生かし全国の大舞台で活躍が期待される大石選手(右)

 ■勝利に意欲 

 第96回全国高校サッカー選手権大会(30日開幕)で静岡代表として初出場する静岡市立清水桜が丘高は、西伊豆町出身の大石悠暉選手(3年)をディフェンダー(DF)として擁する。チーム切っての俊足を誇り、この夏以降は不動の左サイドバックとして定着。大舞台での活躍が期待され、大石選手は「全国でも自分の仕事にきっちりと専念することでチームに貢献し、1勝でも多く勝ち上がりたい」と意欲を燃やしている。

 県大会にフル出場した大石選手は、決勝(対静岡学園)では最後のキッカーをつとめ、全国切符が懸かる延長のPK戦を制した。主力メンバーの1人として、チームに欠かせない存在となっている。

 5歳からボールに親しみ、小学生から本格的にサッカーに打ち込んだ。松風スポーツ少年団、アスルクラロ伊豆を経て、強豪校で知られた市立清水商業が前身の清水桜が丘高へ。清商ならではの「速さのあるサッカー」にあこがれ、入部を決めた。

 幼少期から人並み外れていたという俊足で、50メートルは5秒8。各地から優秀な選手が集まる校内でもトップだ。「運動神経、身体能力の高さはピカイチ」と、指導者も一目置く。俊足に加えて、「相手がかわしても追いつく粘り強さ」が持ち味で、チームメートからの信頼も厚い。

 父の英晴さん(43)、母奈央さん(同)は「いつも自分で高い目標を設定し、それを実現してきた。大会では、本人の持つ力を存分に発揮して、悔いのないような戦いをしてほしい」とエールを送る。

 ■31日、高川学園と対戦

 初戦は31日、フクダ電子アリーナ(千葉)第1試合で正午すぎから、山口代表の高川学園と対戦する。

 【写説】俊足を生かし全国の大舞台で活躍が期待される大石選手(右)