ル・サロンに初入選した土屋さんと力作の数々

 ■桜舞い散る様描く 「自分の思うままに」

 下田市六丁目の土屋佳代子さん(69)が本年度、フランス国際公募展「ル・サロン」に墨象作品を出品し初入賞した

。出品は2度目で、3年前から南伊豆町上小野の書家・木村松峯さんに師事し研さんを積んでいた。作品は2月13~18日、パリの王立グランパレ美術館で展示される。

 ル・サロンは世界最古とされる国際公募展で、本年度は1300点の応募作品から600点が入選した。土屋さんの作品の題名は「花吹雪」で、桜の舞い散る様を描いた。

 土屋さんは上原美術館の日本画教室で絵画を学んだ後、木村さんの墨象に出合った。「自分の思うままに描ける。やりたかったのはこれだ」と当時の感動を語る。

 師事してからめきめき腕を上げ、はけでオリジナルの用具を作るなどした。木村さんは「この人はすごい。素質がある」と見守る。土屋さんは創作について「ちゃんとした作品を子どもに残せるようにしたい」と語った。

 【写説】ル・サロンに初入選した土屋さんと力作の数々