防火・防災意識を新たにする団員たち=下田市の下田小

 ■消防団員意識新たに

 賀茂地区の下田市、西伊豆町、松崎町、南伊豆町で4日、消防団の出初め式が開かれた。特別功労者や勤続者の表彰、パレード、一斉放水などが行われ、各消防団の団員たちが防火・防災に対する意識を新たにした。

 河津町消防団は5日、東伊豆町消防団は6日に開く。

 ■「住民の生命、財産守れ」 下田

 下田市消防団(岩本正団長)は、下田小体育館で式を開催。団員215人と行政機関の職員らが出席した。岩本団長が「昨年に続き、住民の生命と財産を守り、プライドと自身を持って行動してほしい」と訓示した。福井祐輔市長は「災害時、即応性があり地域に密着した行動ができるのは消防団しかない。任務を達成するため、地域と密に連携を取りならが鍛錬を重ねて、しっかり準備をしてほしい」と呼び掛けた。式後、旧町内でパレードを行った。

 ■150人が出席功労者ら表彰 西伊豆

 西伊豆町消防団(須田美光団長、団員257人)の出初め式が4日、町立賀茂中体育館で開かれた。全6個分団の団員150人と関係者らが出席し、功績・功労者の表彰を行った。

 国歌斉唱、消防殉職者への黙とうに続き、須田団長は「延焼を防ぎ、大火災にさせないための初期消火の重要性を再認識するとともに、1年間の無火災・無災害を願いつつ、団にとってさらなる飛躍の年となるよう期待している」と訓示した。

 式典では法被をまとった幼年消防クラブの子どもたちが、「火の用心」の掛け声とともに元気いっぱいの踊りも披露。宇久須川への一斉放水も実施した。

 ■那賀川に向け一斉に放水 松崎

 松崎町消防団(山田宗太郎団長、団員238人)の出初め式が4日、町立松崎小グラウンドで開かれた。表彰や町内パレード、一斉放水、ポンプ操法披露などを実施し、消火・防災活動への決意を新たにした。

 全6個分団の団員180人と関係者らが出席した。式典で団長訓示、功績・功労者表彰などを行った後、団員たちが大勢の住民らに見守られながら商店街をパレードした。

 町役場前の那賀川沿いに集まると、勢いよく一斉放水を披露した後、式典を締めくくった。

 ■216人参加し観閲パレード 南伊豆

 南伊豆町消防団(山本雅彦団長、団員305人)は町立南中小で出初め式を行った。団員216人が参加し、功労者の表彰や殉職者への黙とう、パレードなどを繰り広げた。

 山本団長は訓示で昨年の行方不明者捜索に触れ「約50人が平日にも関わらず出動した。予想を上回る出動率で頼もしい」と述べ「責任ある行動を取ろう」と呼び掛けた。

 式典後は前原橋まで観閲パレードを行い、堤防から青野川へ一斉放水した。

 【写説】防火・防災意識を新たにする団員たち=下田市の下田小

 【写説】式典で功績・功労表彰を受ける団員=西伊豆町の賀茂中体育館

 【写説】那賀川に向けて一斉放水する団員たち=松崎町

 【写説】団旗を先頭にパレードする団員たち=南伊豆町の前原橋付近