本堂に展示されている伊豆最古という地獄絵図「十王図」=河津町谷津の栖足寺

 河津町谷津の栖足寺(せいそくじ)は7日まで「御祈祷(ごきとう)祈願祭」を開き、伊豆最古といわれる地獄絵図「十王図」を本堂で開帳している。最終日は午後1時から千葉兼如住職が仏教解釈で解説する「絵解き」を行う。

 十王図は、冥界の王10人と地獄のさまが描かれ、鎌倉時代以降、寺院などで勧善懲悪信仰のため用いられる。

 同寺が所蔵する十王図は、1604(慶長9)年に描かれた。十王と地獄菩薩(ぼさつ)、掌悪童子、掌善童子の三尊を描いた縦88センチ、横45センチの掛け軸11幅から成る。年2回しか公開しない。

 正月に展示するのは昨年に続き2回目。本堂にずらりと並んだ絵図が拝観者の目を引いている。同寺は多くの鑑賞を呼び掛けている。

 時間は午前9時~午後4時(仏事により変更あり)。拝観は無料。詳しくは同寺〈電0558(32)0896〉へ。

 【写説】本堂に展示されている伊豆最古という地獄絵図「十王図」=河津町谷津の栖足寺