真剣な表情で参加者の制作作業を見守る品川さん(左)=松崎町松崎の伊豆の長八美術館

 ■乾式洗い 実践で学ぶ 

 松崎町松崎の伊豆の長八美術館は7日、「現代の名工」で知られる石州左官職人・品川博さん(63)を招いた制作体験会を開いた。町内外から本職の左官職人ら8人が参加し、品川さんが独自に考案した「ドライウォッシュ(乾式洗い)」工法を実践で学んだ。

 石州左官は、高い技術を持つ島根県出身の左官職人。品川さんは数多くの建築の仕事に携わる中で、水を使わずに施工性、デザイン性を高める画期的な同工法を考案した。

 参加者は品川さんから手ほどきを受けながら、鍋敷きなどのサンプルを仕上げた。同工法は、活用次第で発想や応用の幅がぐっと広がるといい、伊豆市から訪れた長橋亮さん(44)は「左官は見栄えがとても大切な商売なので、今後の仕事でぜひ生かしたい」と語った。

 【写説】真剣な表情で参加者の制作作業を見守る品川さん(左)=松崎町松崎の伊豆の長八美術館