石仏を置いた玄関で元気よくサカキを振り家内安全や商売繁盛を祈念する子どもたち=西伊豆町宇久須

 西伊豆町内で、地域に伝わる小正月行事「才(さい)の神」が行われている。宇久須地区では13日、地元の子どもたちが才の神と呼ばれる石仏を持って住民の家を順番に訪問し、家内安全や無病息災、商売繁盛などを祈願。厄を払って回った。

 小学1~6年の22人が参加、四つのグループに分かれて地区内の家庭約170世帯を巡回した。石仏を玄関に置き、家主に願い事を確認してから代表の子どもがサカキの枝を振り、「払いたまえ、清めたまえ、なむ才の神さん、しっかりお願いいします」と元気な声で祈りを捧げた。

 地域に暮らす森本保子さん(73)は「毎年子どもたちが来てくれるのを、とても楽しみにしている」とほほえんだ。

 【写説】石仏を置いた玄関で元気よくサカキを振り家内安全や商売繁盛を祈念する子どもたち=西伊豆町宇久須