風を切って一斉にスタートする1区の選手たち=河津町立南小

 ■10の大会新誕生

 第46回下田・河津間駅伝競走大会(同実行委員会主催、下田陸上競技協会主管)が21日、河津町笹原の町立南小をスタートし、下田市東本郷のSBSフレイトサービス前をゴールとする6区間23・825キロのコースで行われた。中学、一般の男女と高校男子の5部門に75チームが出場し、沿道の声援を受け懸命にたすきをつないだ。一般男子は下田OAが4連覇し、総合でも2連覇した。高校男子は下田高が6年ぶりにV奪還、高校生を含む一般女子は下高OGが初優勝、中学男子は河津が3連覇、中学女子は下田が4連覇を飾った。チーム、個人合わせ10の大会新記録が生まれた。

 陸上経験者をそろえた下田OAは、1区から1度もトップを譲らず、2位のオール河津に3分1秒の差を付け、従来の記録を57秒更新する大会新記録で優勝した。1区の松下廉太郎選手と6区の鈴木護弘選手は区間新記録、2区の鈴木勝弓選手は区間タイ記録をマークした。

 土屋栄監督は「仕事の後、個々に夜間練習を続けた成果。杉本社長が箱根駅伝で4連覇した青山学院大の出身で、同様に4連覇できてよかった」と笑顔をみせた。

 高校男子で6年ぶりに優勝した下田高は、2区で加畑凱選手がトップを奪い、そのままゴールした。駅伝部長の原田理佑選手(2年)は「ずっと松崎に負けていたので、優勝できてうれしい。全員陸上部だが、長距離部員は2人のみ。大会に向け長い距離を走ってきた」と胸を張った。

 中学男子は、最終6区で河津中の正木楓選手が区間新記録の快走で、逆転優勝した。中学女子は、下田中が6人中4人が区間賞を獲得、2位の南伊豆に1分27秒差で快勝した。

 一般女子の下高OGは、1区の高見育美選手が大会新記録で独走態勢を築き、そのままトップを譲ることなくゴールした。

 大会は午前10時、河津町の岸重宏町長の号砲で一斉にスタート。快晴無風の絶好のコンディションの中、声援を受けコースに飛び出した。インフルエンザの影響で西伊豆中男子と一般男子の稲取高男子職員、ライフケアガーデン熱川の3チームが当日棄権した。

【3面に上位成績】

 【写説】風を切って一斉にスタートする1区の選手たち=河津町立南小

 【写説】総合2連覇を達成した下田OAのアンカー=下田市東本郷