稲取高美術部長の石渡さんが原画を描いた壁画=東伊豆町の稲取港東防波堤

 ■「懸け橋」テーマ 利用客ら歓迎―東防波堤に2枚目

 東伊豆町は、伊豆大島航路の季節運航が28日に始まるのを前に、旅客船が発着する稲取港東防波堤に2枚目の壁画を設置した。今年も県立稲取高生が稲取にちなんだ原画を描いた。「懸け橋」をテーマにした絵が壁面を明るく飾り、利用客らを歓迎する。

 観光客らでにぎわいを増す港の修景整備とともに町のPRとして、昨年に続き同校の協力を得た。壁画は縦2メートル、横3・5メートルのアルミ製で原画をデジタル処理で拡大した。

 同校美術部長の石渡ゆずはさん(2年)が原画を制作した。「観光船=稲取と大島を結ぶ懸け橋」とのイメージで、稲取をツワブキ、大島をツバキで表現、船で人々が行き来する意味で中央に人物を配した。「たくさんの人が稲取を訪れ、より多くの人に稲取を知ってほしいとの思いを込めた」という。

 壁画は、稲取伝統の雛(ひな)のつるし飾りをモチーフにした昨年設置の壁画に並べて掲出した。町は「住民や観光客からも好評を得ている」と話し、毎年増やすことにしている。

 【写説】稲取高美術部長の石渡さんが原画を描いた壁画=東伊豆町の稲取港東防波堤