濃い茶系のコンクリート着色を施した橋脚を見学する検討会の委員ら=松崎町石部

 ■現地視察し方針確認

 県は29日、国道136号の松崎町雲見−道部区間(6・5キロ)で進めている拡幅道路整備事業に伴う「景観検討会」の第3回会合を同町で開いた。このうち、名勝「伊豆西南海岸」と「富士箱根伊豆国立公園」に指定されている石部区間(改良延長540メートル)については、自然景観との調和を保ちながら、2022年度までの完成を見込む方針を示した。

 現在までに約6割が終了し、18年度中に約40メートルの橋を架ける。

 検討会は、落石の危険や道路の狭さを改善するための道路整備について、名勝の景観を保全しながら事業を進めるのが目的。12年に2回会合を開いている。

 この日は検討会のメンバーが現地視察し、自然景観に配慮したより良い今後の整備方針も確認した。具体的な景観配慮としては、拡幅整備に伴う橋脚に顔料を練り込んだ濃い茶系のコンクリート着色を施すことで、周辺の自然により溶け込むようにし、植物による緑化なども行っている。

 【写説】濃い茶系のコンクリート着色を施した橋脚を見学する検討会の委員ら=松崎町石部