県最優秀賞を受賞した野ブキと桜の研究班メンバー。人さし指を突き上げるのは野ブキポーズ

 ■学校農業ク県大会で「フキの日よけ」最優秀 低温処理し、正月花材に

 全国的にも珍しい河津桜の切り花の商品化を目指し、県立下田高南伊豆分校農業クラブの高羽美里代表(熱川中出身、3年)班8人が研究を行っている。昨年末に一部を試験出荷するなど成果が挙がり、このほど開かれた「学校農業クラブ連盟プロジェクト発表県大会」では1類最優秀賞を受賞した。

 同校では数年前からから河津桜の研究が行われ、高羽班は昨秋に着手した。年末に青野川の桜並木の剪定(せんてい)枝を集め低温処理を施した。開花が促進され正月花材に利用可能なことが分かり、12月下旬に一部を市場に出した。高羽代表は「桜の切り枝は少なく高値で取引される。後輩に研究をつなげてほしい」と話した。

 県大会は掛川市で開かれた。同町特産の野ブキと併せ、地域資源と伝統を生かす農業経営として成果を披露した。フキの日よけに桜を使えるという。

 大会では阿部真季代表(下田中出身)研究班が園芸保育などの研究で3類優秀賞を受賞した。両班は全員3年生だが、後輩が研究を引き継ぎ6月の県決勝大会に出場する。佐々木鮎美代表(南伊豆中出身)の班も土壌微生物などの研究で奨励賞を受けた。

 高羽班と阿部班、佐々木班の代表を除くメンバーは次の通り。(全員3年生)

 高羽班 鈴木萌、鈴木友樹也、須田未来、田中里奈、外岡渚、山田祐歌、渡辺貴大▽阿部班 木田崚介、木下波輝、兒玉梓、斎藤瑞菜▽佐々木班 佐々木雄太、鈴木武人、鈴木真胡、惣田悠河、山田岳輝

 【写説】県最優秀賞を受賞した野ブキと桜の研究班メンバー。人さし指を突き上げるのは野ブキポーズ