移動知事室を開設し増養殖研究所を視察する川勝知事(右から2人目)=南伊豆町石廊崎

 ■「町全体に付加価値を」

 県は6、7日の両日、下田市中の県下田総合庁舎に移動知事室を開設し、川勝平太知事が賀茂各地を巡回し要望を現地で確認している。6日は南伊豆町湊の休暇村南伊豆で、1次産業・観光・子育ての各分野で活躍する19人と意見を交わした。

 1次産業は寺田健悟さん(松崎町)が代表で意見を述べ、農産物の付加価値づくりを訴えた。「価値を提供し評価する場所が必要」と述べた。

 川勝知事は「松崎の蔵らはすごい注目を浴びた」と述べ石部の棚田や依田勉三を例に「つながりを生み町全体に付加価値が付く」と語った。

 農業従事者が減る中での若手育成について「30代前半くらいまで試行錯誤できる地域になるといい。食べ物には困らない土地だから」と話した。

 観光は池野辰成さん(南伊豆町)、子育ては笠井政明さん(東伊豆町)が発表した。

 宇土金の上原美術館や石廊崎の養殖研究所南伊豆庁舎、あいあい岬に飾られた知事の短歌なども視察した。

 【写説】移動知事室を開設し増養殖研究所を視察する川勝知事(右から2人目)=南伊豆町石廊崎