観光客らの目を引いている河津桜並木の花=河津町浜の河津川沿い

 ■来月10日まで多彩な催し

 河津町の「第28回河津桜まつり」と南伊豆町の「第20回みなみの桜と菜の花まつり」が10日、開幕した。河津は全体で一分咲きほど、南伊豆はちらほら花が見られる程度で、見頃は今月下旬からの見込み。それぞれオープニングセレモニーや神事を行い大勢の来遊に期待を寄せた。まつりは共に3月10日まで、多彩なイベントを繰り広げる。

 河津町内には約8千本が植栽され、うち約800本が浜―川津筏場間の河津川沿い約4キロをピンク色で華やかに彩る。開花は異例に早かった昨年より10日ほど遅いものの例年並み。浜では一部三分咲き前後の木もある。千葉市から訪れた40、50代女性3人は「かわいらしい花。もう少し咲いていたら良かった」と残念そうだった。最盛期は月末ごろからが見込まれている。

 セレモニーは笹原の河津桜観光交流館前駐車場で開かれ、関係者ら約100人が参加した。岸重宏町長は「昨年93万6千人が訪れた。今年は10%伸ばし100万人の大台に乗せるよう皆で盛り上げたい」、主催する実行委員会の峰静雄会長(町観光協会長)は「当初開花が早すぎ心配したが、厳しい寒さ続きでとどまった。温かくなれば一気に花開く。100万人を突破すれば良い経済効果が生まれる」とあいさつした。

 テープカット、商工会女性部と子どもたちの踊り、調理師の氷彫刻実演が開幕を飾り、俳優の前野朋哉さんやミス伊豆の踊り子らがムードを盛り上げた。

 主なイベントは▽伊豆の踊り子との記念撮影(土・日曜、祝日)▽桜並木・名木のライトアップ(毎日)▽河津桜満喫ナイトウオーク(23日)―。問い合わせは町観光協会〈電0558(32)0290〉へ。開花情報はテレホンサービス〈電0558(34)1560〉へ。

 【写説】観光客らの目を引いている河津桜並木の花=河津町浜の河津川沿い