外国人向け観光体験ツアー提案を発表する中国人学生ら=東伊豆町稲取の町商工会館

 ■「つるし飾り、家族愛の象徴」

 東伊豆町商工会(滝正雄会長)は、中国人学生による街歩き観光資源検証の合宿研修を受け入れ、最終日の14日、稲取の町商工会館で外国人向け観光体験ツアーの提案発表を聞いた。インバウンド(訪日外国人旅行客)対応の一環。

 学生は、浙江省杭州市で学ぶ14~20歳の男女14人で海外留学を希望するトップクラスという。8日に来町し9~12日の4日間、熱川と稲取地区で街歩きを行った。細野高原などの名所・旧跡を巡り、雛(ひな)のつるし飾り見学、足湯やミカン狩り体験、インタビューなどをし、13日に2グループに分かれ提案をまとめた。

 「つるし飾りは感動的で家族愛の象徴になる。制作体験もでき、より強く印象づけたい」「着物と結びつけた体験が望まれる」「スマートフォンを使っての展示品説明が便利」「国内の外国人もターゲットに」などと説明し体験ツアーを提案、自ら出演・撮影した映像も用い発表した。

 同商工会インバウンド委員や町役場の関係幹部らが熱心に聞いた。滝会長は「良いアイデアで大変参考になった」、太田長八町長は「提案を役立てていく」と話し評価した。

 【写説】外国人向け観光体験ツアー提案を発表する中国人学生ら=東伊豆町稲取の町商工会館