■岸・河津町長「事業化へ大きな一歩」 

 28日に成立した国の2018年度当初予算を受け、国土交通省中部地方整備局は30日、伊豆縦貫自動車道・天城湯ケ島―河津間の都市計画・環境影響調査に着手する、と発表した。

 同区間の「天城越えルート」は、昨年12月の計画段階評価で三つのルート帯案の中から西側ルート帯を選定している。概略ルート・構造が決まったことから、今後は環境影響調査を実施した上、詳細ルート・構造を決める。その後、事業化が決定する。環境影響調査は数年かかる見通し。

 伊豆縦貫自動車道の整備費は、18年度当初予算に72億1千万円計上された。18年度は、同年度中の開通が予定されている大平インターチェンジ(IC)―天城湯ケ島IC間の舗装工事、河津IC―下田IC間の用地買収、橋りょう・トンネル工事などを進める。

 天城越えの環境影響調査について、河津町の岸重宏町長は「事業化に向けた大きな一歩を町民とともに喜んでいる。一日も早い新規事業化を目指し、地域の熱意を伝えていきます」とのコメントを出した。

 伊豆市の菊地豊市長は「当市としても、本路線は地域活性化および災害時の命の道として、非常に重要と考えている。一歩事業化に近づいたことを大変喜ばしく思う」とコメントした。