台風被害の復旧工事が終了し、立ち入りできるようになった恵比須島=下田市須崎

 昨年10月の台風被害で立ち入り禁止となっていた下田市須崎の人気ジオサイト「恵比須島」は、3日までに復旧工事が完了した。同市が管理し、同様に台風被害を受けた白浜板戸の「アロエの里遊歩道」(445メートル)と、下田公園南側の「和歌の浦遊歩道」(1850メートル)も復旧工事を終え、通行可能となった。

 恵比須島は、南北に延びた小判型の小島で、長さ50メートルほどの橋で陸と結ばれている。島を巡る1周453メートルの遊歩道を歩くと、軽石や火山灰が作る美しい縞模様など、太古の海底火山の痕跡が観察できる。

 このコンクリート製の遊歩道が台風の高波で計4カ所、総延長87メートルにわたって決壊した。危険なため市は立ち入り禁止とし、復旧工事を進めていた。

 アロエの里遊歩道と、和歌の浦遊歩道もコンクリートの舗装がはがれたり、柵が壊れるなどの被害を受け、部分的に通行止めとし、復旧工事を進めていた。復旧事業費は、3遊歩道合わせ1550万円だった。

 【写説】台風被害の復旧工事が終了し、立ち入りできるようになった恵比須島=下田市須崎