一人で気ままに青果の露店を営む土屋さん(左)=下田市三丁目

 ■晴天の午前中 旬の野菜や果物、花など安価に 「一人では広すぎる」フリマ仲間募り「にぎやかに」

 下田市の人気スポット「ペリーロード」近くの空き地に、青果の露店が晴れた日の午前中のみお目見えし、近所の人々から“気まぐれ露店”と親しまれている。出店する土屋礼子さん(76)=同市落合=は「気まぐれではなく、常時フリーマーケットを開催できれば」と仲間を募っている。

 土屋さんは以前、西本郷でリサイクルショップを経営していたが、夫が亡くなり閉店。「何もしていないとボケてしまうから」と友人の土地を借り、今年3月10日から青果の露店を始めた。

 函南や下田の市場で旬の野菜や果物、花などを仕入れ「お客さんに喜んでもらえれば」と、できる限り安価で提供している。

 開店1カ月足らずだが、毎日顔を出す常連客も増えた。7日、近くに住む女性(73)は「『きょうは何があるかな』と毎日のぞいている。スーパーよりも安いから」と新タマネギやシイタケなどを購入していた。

 露店の場所は、ペリーロードの逢坂橋を渡った50メートルほど水族館寄りの道路沿い。200平方メートルほどの広さがあり「私一人では広すぎるし、毎日何かの店が出ていれば、にぎやか」と、フリーマーケットを考えた。

 利用は、1区画(1坪ほど)1日500円。ただし、電気、ガス、水道はなし。

 土屋さんは「伊豆下田フリーマーケット『坂下テント村』と名付けた。多くのお店が集まれば、ペリーロードの観光客も呼び込めるのでは」と仲間を募っている。

 問い合わせは土屋さん〈携帯090(4408)9090〉へ。

 【写説】一人で気ままに青果の露店を営む土屋さん(左)=下田市三丁目