色とりどりの花を摘む来場者たち=松崎町那賀の田んぼをつかった花畑

 本年度をもって松崎町が中止を決めた同町那賀の「田んぼをつかった花畑」は、来年以降、観光協会の若手有志を中心に組織する「松崎花畑実行委員会」が独自に実施することを決めた。

 どう実施していくかは未定だが、実行委は親しまれた今までの「形式」を踏襲することを考えており、協力者を募って資金を集める方針。端山智充会長は「耕作者、地権者、何より町民に協力をお願いし、来年も美しい花畑で観光客を迎えたい」と話した。

 1日には町営最後の無料花摘みサービス(5日まで)が始まり、町民らがお目当ての花を摘み取った。来年以降の開催を望む声も多かった。伊豆市のパート店員女性(67)は「これだけ見応えのある花畑がなくなるのは寂しいと思っていた。どのような形になっても続いてくれるのはうれしい」と話した。

 約6万2千平方メートルの花畑にはツマシロヒナギクやヤグルマソウ、ヒナゲシなど6種の花が植わっている。3~4月には多くの観光客が訪れるものの、町は経済波及効果が見込めないなどの理由で中止を決めた。

 【写説】色とりどりの花を摘む来場者たち=松崎町那賀の田んぼをつかった花畑