黒船名人戦のチャンピオンベルトを手にする乾さん

 ■本社杯は伊豆の鈴木さんV

 黒船祭協賛下田将棋大会(日本将棋連盟下田支部主催、伊豆新聞本社後援)が3日、下田市外ケ岡の道の駅・開国下田みなとで開かれた。県内外から4部門に約70人が参加し、盤上で熱戦を繰り広げた。黒船名人戦は県立下田高教諭の乾渉さん(27)=下田市=が元アマ名人の田尻隆司さん(56)=相模原市=の連覇を阻み初優勝した。

 黒船名人戦のほか、伊豆新聞本社杯(A級)、一般戦(B級)、ちびっこ名人戦(小学生以下)が行われ、それぞれ5対局の総合成績で競った。

 名人戦決勝戦は、中盤まで乾さんが劣勢だったが、積極的な攻めと丁寧な守りで逆転勝利を収めた。京都大将棋部出身で、一時プロを目指した乾さんは「元アマ名人の胸を借りるつもりで対局した。危ない局面も多々あったが、勝つことができてうれしい」と喜びを勝った。

 東伊豆町出身のプロ棋士八代弥六段が指導対局、名人戦決勝の大盤解説を行った。

 各部門5位までの入賞者には、特産のキンメダイや干物セットなど豪華賞品が贈られた。結果は次の通り。

 【名人戦】(3位以下)

 (3)中村洋久(富士市)(4)山本春義(伊東市)(5)小笠原斐(熱海市)

 【伊豆新聞本社杯】

 (1)鈴木英之(伊豆市)(2)平山誉(南伊豆町)(3)星浩之(神奈川県二宮町)(4)脇本秀信(伊豆市)(5)山本秀次(南伊豆町)

 【一般戦】

 (1)清田忠蔵(神奈川県大磯町)(2)勝間田重治(伊東市)(3)三塚茂(下田市)(4)大出大地(熱海市)(5)河合正美(神奈川県二宮町)

 【ちびっこ名人戦】

 (1)中村知洋(函南西小6年)(2)高橋凰介(伊東旭小3年)(3)大野虎之進(下田小6年)(4)渡辺ほのか(稲梓小6年)(5)土屋蒼紀(白浜小5年)

 【写説】黒船名人戦のチャンピオンベルトを手にする乾さん

 【写説】盤上で熱戦を繰り広げる参加者=下田市の道の駅・開国下田みなと