巧みにドリブルする保坂君(右)と田嶋さん(中)鈴木君(左)=南伊豆町の南中小

 ■「楽しさ伝えたい」

 河津町を本拠とするJ3チームの下部組織「アスルクラロ伊豆」(水谷有彦代表)は、幼児向けサッカー教室を行っている。本年度から実施地域を拡大し、東伊豆町から南伊豆町までの賀茂地区4市町で隔週開催する。少子化で既存の小学生サッカーチームが縮小する中、幼児から競技に触れさせることで裾野を広げる狙いだ。

 南伊豆町立南中小で25日、同町初の教室を開いた。5歳児2人が参加し同チームU―13、14監督の田嶋祐樹さんが指導した。子どもと簡単な試合をして田嶋さんは「裏をかいてみよう」と話し、目線で相手をかわすドリブル術を披露した。

 ミニハードルなどの器具を使った基礎的な運動も行い1時間ほど楽しんだ。参加した保坂隼多郎君は「楽しかった」、鈴木龍陽君は「田嶋さんが面白かった」と話した。

 地元の南伊豆FCは24人の選手がいるが、低学年は数人で事務局は「子どもが集まらない」と苦境を話す。田嶋さんは「認定こども園で教室をしたら好評だった。こちらから各市町へ出向き近場でサッカーの楽しさを伝えたい」と語った。

 アスルクラロ伊豆はJ3「アスルクラロ沼津」の下部組織。教室の対象は4、5歳児で参加費は1回500円。会場は南中小と熱川小、河津南小、敷根公園で変更になる場合もある。予約不要で問い合わせはアスルクラロ伊豆〈電0558(34)0707〉へ。

 【写説】巧みにドリブルする保坂君(右)と田嶋さん(中)鈴木君(左)=南伊豆町の南中小