コモドドラゴンの飼育展示場を視察するインドネシアのウィラティノ環境保護総局長(手前左から2人目)=河津町浜のイズー

 河津町浜の爬虫(はちゅう)類動物園「iZoo(イズー)」は7月中旬にも、世界最大のトカゲとされるコモドドラゴン(コモドオオトカゲ)の飼育展示を開始する。インドネシアとの国際共同保護を目的とした繁殖を目指す。10日、同国政府関係者ら12人が同園を視察した。

 コモドドラゴンは、コモド島など同国内に生息し最大で体長3メートル、体重150キロを超える。絶滅の恐れがありワシントン条約で商取引が禁止され、同国で国宝動物とされる象徴的な存在。日本では札幌市の円山動物園と東京都の上野動物園で2、3年展示されたことがあるが、現在飼育している施設はないという。

 イズーは西ジャワ州の動物園タマン・サファリ・インドネシアから若い雌雄の2頭を借り受ける。

 同国環境林業省のウィラティノ環境保護総局長は「国際的管理へのきっかけになると期待している」と話し飼育展示場などを視察した。白輪剛史イズー園長は「繁殖を必ず実現するため飼育に全力を尽くす」と意欲を示した。飼養保管許可権限を持つ県の土屋優行副知事も同席した。

 【写説】コモドドラゴンの飼育展示場を視察するインドネシアのウィラティノ環境保護総局長(手前左から2人目)=河津町浜のイズー