持ち帰り用カーネーションを確保する引き抜き体験参加者ら=河津町峰の安田農園

 ■13日間で県内外357人

 河津町の河津温泉旅館組合(鈴木彰治組合長)は12日、町内で援農ボランティアツアー「カーネーション引き抜き農業体験」をスタートした。まだ十分楽しめる花を持ち帰ることができる人気イベントで11年目。24日までの13日間で伊豆地区を中心に県内外から357人が申し込み、宿泊客が33%を占めている。

 町特産カーネーションの生産農家は「母の日」向け出荷が過ぎると新苗の植え替え準備に入る。ツアーは、短期間に多くの人手を要する引き抜きを約2時間手伝う。農家、旅組、参加者それぞれにメリットがある。

 初日は31人が峰の安田農園のハウスで行った。きれいな花やつぼみを付けた持ち帰り用カーネーションを確保してから、引き抜きに励んだ。神奈川県逗子市から友人2人と参加した河内洋恵さん(57)は「毎年来ていて4回目。つぼみの多い花をたくさんもらえて楽しい」と話し作業に汗を流した。

 ツアー料金は2500円でキンメダイ煮付けと地場野菜小付定食の昼食と温泉施設入浴券付き。旅組加盟施設宿泊客は無料。23、24日に若干の空きがある。申し込みは同旅組〈電0558(32)0323〉へ。

 【写説】持ち帰り用カーネーションを確保する引き抜き体験参加者ら=河津町峰の安田農園