稽古に取り組む賀茂の子どもたちへ熱心に指導する古賀さん=南伊豆町加納の武道館

 ■けん玉使い、集中力

 南伊豆町在住の柔道五輪金メダリスト・古賀稔彦さん(50)が11日夜、賀茂地区で柔道に励む小中高校生60人を集め、同町加納の武道館で教室を開いた。じゃんけんやけん玉を用いた効果の出る稽古法を紹介し、子どもたちに柔道の楽しさを伝えた。

 古賀さんはけん玉を取り出し集中力を高める練習を披露した。右手でけん玉、左手でグーチョキパー、両足でステップを踏み「けん玉は柔道が苦手な子の楽しみにもなる。普段の稽古に取り入れてほしい」と語った。

 鮮やかな投げ技も見せ、終了後はサインや記念撮影で最後まで子どもたちを魅了した。古賀さんは「柔道は教え方で“わー楽しい”となる」と呼び掛けた。南伊豆東小5年の新宮凱君は「柔道を通じ役に立つ人になるよう頑張る」と話した。

 賀茂の各柔道会が共同で企画した。古賀さんは20年ほど前から同町を訪れ昨年夏、南崎地区へ住民票を移した。現在は川崎市の道場と南伊豆を行き来する生活をしている。

 【写説】稽古に取り組む賀茂の子どもたちへ熱心に指導する古賀さん=南伊豆町加納の武道館