町内で働きながら漫画家を目指す若者4人の初めての作品展=東伊豆町稲取のダイロクキッチン

 ■町のクリエイター創出事業 あす来場者に説明、交流

 東伊豆町の受け入れで働きながら漫画家を目指す若者4人の作品展が14日、稲取の交流拠点施設ダイロクキッチンで始まった。町内で作品を披露するのは初めてで、4人と作品を知ってもらうのが狙い。20日まで約30点が並ぶ。16日午後は4人がそろって説明や来場者と交流する。

 4人は福岡県出身の和田翔太さん(24)、光成孝一さん(21)・佑一さん(21)兄弟と熊本県出身の木通都水(きつう・さとみ)さん(23)。

 移り住んで3年目の和田さんは「カエルの魔女」など9点を、1年目の孝一さんは「座る少女」など5点、佑一さんは「照れ屋の未佑」など4点を、2年目の木通さんは「水の精霊~人魚と出会う~」など11点の自信作を出展した。木通さんは「頑張って描いた作品を紹介している。塗り絵コーナーもあるのでぜひ多くの人に来てほしい」と呼び掛けている。

 4人とも福岡市の麻生情報ビジネス専門学校漫画・アニメ科を卒業、町の「クリエイター創出事業」で旅館のいなとり荘や稲取銀水荘、水産品加工などの徳造丸で働きながら制作に励んでいる。同事業は2016年度にスタート、芸術分野のプロを目指す“金の卵”を支援する。町総合戦略で若者の移住・定住促進の一環でもある。

 作品展を主催する地域おこし協力隊の荒武優希さんは「作家活動へのやる気を高めてもらう機会になればうれしい。町民とのつながりも広がるようにしたい」と話した。時間は午前10時~午後4時。問い合わせは荒武さん〈携帯090(9016)6530〉へ。

 【写説】町内で働きながら漫画家を目指す若者4人の初めての作品展=東伊豆町稲取のダイロクキッチン