収穫シーズンを迎えたオオシマザクラの葉を摘み取る従業員ら=松崎町道部の小泉農園

 ■国内シェア7割誇る

 国産桜葉生産量日本一を誇る松崎町で、特産のオオシマザクラが本格的な収穫シーズンを迎えた。道部の小泉農園では15日、15センチ前後に生育した葉を摘み取った。

 オオシマザクラは芳香成分・クマリンが豊富で、主に桜餅などの和菓子に用いられる。収穫した葉は約半年間漬け込むほか、菓子の装飾用として生葉のまま出荷する。

 今年は天候に恵まれ、生育は順調で、収穫時期も例年より10日ほど早いという。作業には従業員ら7人が参加し、鮮やかな緑色に育った葉を丁寧に摘み取った。作業は8月末まで行う。同農園の山崎論工場長は「1枚でも多く消費者の口に届くよう、頑張って収穫していく」と話した。

 町によると、町内60戸の農家が栽培していて、年間出荷量は2500万枚。国内シェアの7割を占めている。

 【写説】収穫シーズンを迎えたオオシマザクラの葉を摘み取る従業員ら=松崎町道部の小泉農園