ろうそくの明かりで照らされる棚田=松崎町石部の棚田

 松崎町の石部の棚田で26日、1500本のろうそくでライトアップする「石部の灯り」(石部地区棚田保全推進委員会主催)が始まった。夕闇の中、赤い光に照らされた棚田が幻想的な雰囲気をつくりだしている。

 会員や町職員、ボランティアが約1メートルの間隔でろうそくを設置。周囲が暗くなるにつれ、温かな赤い光が棚田を照らした。南伊豆町から訪れた渡辺洋次郎さん(38)は「海に向かうかのように明かりがともり、とてもきれい」と話した。

 石部地区はかつて「石火」と呼ばれ、岩に神が宿るとして火をともして海上交通の目印にし、安全を祈った。

 27日も午後5時~9時に開く。

 【写説】ろうそくの明かりで照らされる棚田=松崎町石部の棚田