中島副社長から製造工程の説明を受ける視察団=西伊豆町の三角屋水産

 ■行政関係者ら12人

 ベトナム南部の農業が盛んな地域、ベンチェ省の視察団12人が29日から、西伊豆町を訪れている。31日まで滞在し町役場、企業、ジオサイトなどを回り、地域の産業振興などについて学んでいる。

 同国の農村部の持続的な社会・経済発展、貧困削減を目指し活動するNPO法人シード・トゥ・テーブル(伊能まゆ理事長)の地域開発事業の一環。

 地方行政、生産者、農業専門機関などが連携する環境保全型の地域づくり、特産品づくりを学び、応用・実践することを目的としている。人民委員会、人民評議会のメンバーをはじめ、教育関係者、農家らが参加した。

 30日は役場や企業を訪問した。三角屋水産では、中島繁副社長の案内で、加工品の製造工程や品質管理の方法、衛生管理について説明を受けた。

 同省の農業普及所のグエン・タイン・トウイエン所長は「一つ一つの仕事にプロフェッショナルとしての意識を感じる。衛生管理もしっかりしていて、購入者は安心できるだろう」と話した。

 同日は役場、カネサ鰹節商店、わさびの駅なども訪れた。31日は町立賀茂中で行われるしおかつお研究会を講師に招いた特別授業を見学する。

 【写説】中島副社長から製造工程の説明を受ける視察団=西伊豆町の三角屋水産