プログラミングについて学習する生徒たち=下田市の下田中

 ■地元で起業、仕事を 4中学59人

 下田市内の中学生を対象に情報技術(IT)を習得した人材を育成し、将来的な起業やリモートワークの場として地元を選択してもらう狙いで市が推進する「プログラミング教室」が6日、下田中などを会場に開講した。インターネット社会に対応した新教育を実施する学校法人角川ドワンゴ学園(東京都)と提携した初の取り組み。市内4校の1~3年生59人が参加し、来年1月まで計35回の授業を通して、エンジニアとして活動できるレベルの最先端のプログラミング知識、技術を学ぶ。

 2020年度学習指導要領にプログラミング教育が必修化されることも踏まえて実施した。動画投稿サイト「ニコニコ動画」の作成に携わった同学園職員が出演する映像教材などを用いて、ウェブ・プログラミングを中心に教える。

 生徒たちは、さまざまな実例を見ながら、数式や文字列などの並びでウェブサイトができるといった基本知識を学んだ。サポート役の学園関係者らに助けられながら、要点をメモし、互いに教え合うなどした。下田中で受講した同校2年の江渡祐太朗君は「プログラミングを覚えれば(日本のどこにいても)仕事ができるのは楽しそう」と語った。

 佐々木文夫教育長は「下田にいながら世界を相手に仕事のできる人間になってほしい」、同学園の保科昌孝副本部長は「現代社会ではプログラミングを知っていることが強みになる。観光産業の活性化などにも生かすことができる」と呼び掛けた。

 【写説】プログラミングについて学習する生徒たち=下田市の下田中