蓮杖の名前が出てくる校歌を歌う6年生=下田市三丁目の下田公園

 ■日本写真術の開祖 下田小生、元気に校歌

 下田出身で日本写真術の開祖・下岡蓮杖の慰霊祭(下岡蓮杖を顕彰する会主催)が12日、下田市三丁目の下田公園内蓮杖台前で開かれた。会員や関係者など約40人が参列し、故人の功績をたたえしのんだ。

 土屋市次郎会長は「(今後も)下岡蓮杖が市民や全国の写真好きに親しんで、認知してもらえるよう努めたい」とあいさつ。長楽寺の天野隆俊副住職の読経の中、参列者が蓮杖胸像の前で焼香、献花した。下田小の6年生40人が蓮杖の名前が出てくる校歌を元気よく歌った。

 慰霊祭には蓮杖の5代目子孫・村松哲さん(69)=横須賀市=も出席し「祖先が下田の人に愛され続けていることが誇らしい」と語った。

 蓮杖は1823年に生まれ、30代で写真術を習得。日本初の写真館を横浜で開業し優れた門下生を多く輩出。石版印刷など写真業以外でも活躍し、日本の近代化に貢献したとされる。

 【写説】蓮杖の名前が出てくる校歌を歌う6年生=下田市三丁目の下田公園