専用列車で到着し歓迎を受けるツアー客=下田市の伊豆急下田駅

 ■JR・伊豆急・下田市

 JR東日本と伊豆急、下田市などが企画する観光ツアー「あじさい彩る下田 きんめ鯛を食す旅」が16日から、1泊2日の日程で始まった。首都圏から233人が参加し、梅雨の下田を彩るアジサイと、旬のキンメダイ料理を心ゆくまで満喫する。

 あじさい祭ときんめ祭りに合わせた5年目の取り組み。観光誘致につなげるため市が宿泊費や交通費などを一部負担し、格安で下田に来ることができる。

 ツアー客は、JRびゅう専用列車「下田あじさい・きんめ号」に乗ってJR大宮駅を出発し、午後0時59分に伊豆急下田駅に到着。横断幕が掲げられ、下田太鼓の力強い演奏が響く中、福井祐輔市長と市観光協会の山田孝志会長、伊豆急、東海バスなどの関係者ら約50人から熱烈な歓迎を受けた。東京都足立区から夫婦で来た増田雅弘さん(58)は「おいしい物のほか、歴史ある街並みを見るのも楽しみ」と話した。

 福井市長は往路の車中で、下田公園に咲き乱れる約300万輪のアジサイと、下田港で千トン以上の水揚げ量を誇るキンメダイをPRし「まずは下田の“二つの日本一”を楽しんでほしい。これを契機に下田のファンになってもらいたい」とあいさつ。山田会長、下田芸妓(げいぎ)と共に観光冊子や菓子を配った。

 【写説】専用列車で到着し歓迎を受けるツアー客=下田市の伊豆急下田駅