海上で要救助者を捜索する3機関の関係者=下田市の下田港

 ■事故時の連携確認

 下田署と下田消防本部、下田海上保安部は22日、「3機関合同水難救助訓練」を下田市柿崎のまどが浜海遊公園と下田港で実施した。関係者ら約70人が、事故発生時の情報共有や連携、救助手順などを確認した。

 管内で海難事故が多発する夏の行楽シーズンを前に毎年行っている。

 訓練は、午前9時55分ごろ、男性4人の乗った手こぎボートが横波を受けて転覆し、散歩中の住民が気付いて110番通報したという想定。

 通報を受けた3機関が現場周辺に駆け付けて、下田消防本部の職員2人が海に飛び込み泳いで1人を救助。他の要救助者をドローン(無人航空機)で発見すると、連絡を受けた下田海上保安部の小型ボートが船上に引き上げ、県の防災ヘリや県警航空隊のヘリが出動して陸上に運ぶなどした。

 山本寿久署長は訓練後の講評で「警察、消防、海保は地域住民や行楽客の生命、財産を守る共通の責務がある。日ごろから連携を蜜にして良好な関係を築き、地域のために尽力してほしい」と述べた。

 【写説】海上で要救助者を捜索する3機関の関係者=下田市の下田港