収穫した枝からきれいな葉をそぎ落とす役員らと生徒=松崎町伏倉

 ■天候恵まれ質、量良い

 松崎町の企業組合・松崎桑葉ファームは25日、伏倉の桑茶工場と周辺の畑で、桑の葉の収穫作業に取り組んだ。東部特別支援学校伊豆松崎分校の生徒3人も参加し、汗を流した。

 同ファームと松崎分校は2017年、県が推進する地域貢献を目指す企業と農村の連携強化を目的とした「1社1村しずおか運動」の認定を受けている。今期の作業は29日まで続き、同校から各日2~4人が作業に参加する。

 初日はパート従業員らを含め、22人が参加した。生徒はファームの役員から手ほどきを受け、傷みのないきれいな葉を選別しながら丁寧にそぎ落とし、集めた葉を籠に入れて工場内へ運搬した。

 同ファームによると、今年は天候に恵まれたおかげで質・量ともに良い。収穫は夏と秋の2回行い、今期の収穫量はおよそ5トンを見込んでいる。

 収穫した桑葉の多くは主力商品「桑葉茶」に加工し、賀茂地域の宿泊施設や農産物直売所、土産物屋に卸すほか、ファームの直売所「くわや」で販売する。血糖値、血圧などの健康効果があると期待され、注目を集めている。斎藤省一代表は「年々、桑葉茶の人気が上がってきている。耕作放棄地の解消や町おこしに役立てていきたい」と話した。

 【写説】収穫した枝からきれいな葉をそぎ落とす役員らと生徒=松崎町伏倉