一緒に給食を食べる田子小児童と中国の子どもたち=西伊豆町立田子小

 ■児童の給食準備に驚き 

 西伊豆町立田子小で2日、中国南京市の幼小一貫のプライベートスクール、南京自由之丘巴学園の教員、子ども、保護者ら20人の視察研修が行われた。校内を見学し、日本の教育について知識を深めた。

 中国は教育に力を入れており、日本と比べ授業時間が長く、家庭でも保護者の管理下で2、3時間の宿題に取り組んでいる。海外留学の経験者が多い同学園の保護者は「他国と比べ中国の教育は厳しすぎるのではないか」と話した。両国の教育の違いや「道徳」「食育」をテーマに視察を行っている。

 平馬誠二校長の案内で校内を回り、給食も味わった。給食の準備を進める児童の姿に驚く保護者も多く、「給食の準備を自分たちで行うことや、校内に料理するための教室(家庭科室)があることに驚いた」「日本の『生活能力』を身につける教育は素晴らしい」などの意見が出た。

 同学園の宋麗校長は「給食は食材、味など全てが良い。牛乳パックも再利用するなど、資源の使い方に無駄がないと感じた。研修を通じて参加者それぞれが考えを持ち、思っている疑問の答えを見つけていきたい」と話した。

 視察研修は5日まで7泊8日で行われ、都内のごみ処理場や水道施設、富士市の牧場などを見学している。

 【写説】一緒に給食を食べる田子小児童と中国の子どもたち=西伊豆町立田子小